『だんじり、そして地車』(若林公平著)のご紹介

2019年5月9日、『だんじり、そして地車』(若林公平著))20冊を当NPO法人久世だんじり振興会から真庭市(市内各図書館などで活用予定)へ寄贈しました。

『だんじり、そして地車』(若林公平著) 1

だんじりの本場摂河泉(摂津、河内、和泉)には九百台を超える地車(だんじり)が存在し、淡路島、中四国にさらに千台を超えるだんじりが存在します。

本書の前半では、これらのだんじりは摂河泉の地車とは趣を異にし多くは唐破風一つ屋根のだんじりで、そこで行われているだんじり祭を見聞の上、そもそも「だんじり」とは何を指し、またそこ語源は何かを探り、そこで得ただんじりの本質を基に、後半部分では大阪・堺において近くの京都の鉾・山ではなく何故祭の造形物として地車を選択し、如何に発展してきたかの摂河泉の地車の歴史に迫る本です。

淡路島、中四国の二十程のだんじり祭が紹介され、その一つに真庭市久世のだんじりが写真付きで紹介されています。

『だんじり、そして地車』(若林公平著) 2

『泉大津濱八町だんじり祭』に続き、筆者(泉大津市出身)が書き下ろした第二作目で自費出版なため、次の二店舗で販売しており直接お問い合わせ下さい。

泉大津市 谷大雅堂書店 TEL 0725-32-7983

Youたるい専門店 TEL 0725-32-0530

『だんじり、そして地車』(若林公平著))税込み3,000円

『だんじり、そして地車』(若林公平著) 3